思春期の体の変化や、以下のような思春期の体のトラブルについて診療いたします。男女とも思春期の時期のこと、女の子特有のことで困っているけど産婦人科の受診がためらわれる方、まずは一度当院にご相談ください。ただし、産婦人科的な診察(超音波、内診、感染症検査)はしておりませんので、必要な場合はご相談の上で紹介となります。対象は、中学生までです。必ず保護者の方といっしょに受診してください。
初診の場合は、お電話で予約してください。
Ø 思春期が早い
思春期が通常みられる年齢より早くきた場合は、心理的な問題や、将来の身長への影響があります。女の子では、身長が133㎝未満で乳房の腫大がみられる、生理(月経)が早く来てしまって対応に困る時など、男の子では、身長が135㎝未満で外性器の発達や成長のスパートがみられる時など、治療が必要になることがあります。検査は、骨年齢(手のレントゲン撮影)、性腺ホルモンなどの血液検査、必要な場合は頭のMRI検査や腹部エコー検査などをします。また、将来の身長が心配だけど保険での治療ができない場合は、自費治療も含めて相談します。
Ø 思春期が遅い
思春期が通常みられる年齢に来ない場合。多くは体質的に遅いだけなのですが、中には性腺の機能などに異常がある場合があります。また、思春期の身長スパートがないので、周囲より身長が低くなる時期ができてしまいます。性腺の機能などのチェックをします。
Ø 男の子なのに乳房がふくらんできた
思春期なら、多くの場合一時的にみられるものですが、中には原因となる病気があることもあります。
Ø 生理(月経)が来ない
性腺の機能などのチェック、必要な場合は染色体検査をします。
Ø 生理痛がひどい
治療法を相談します。年齢が若いからといってがまんする必要はありません。生理の時を楽しく過ごせるようにしましょう。
Ø 生理の日を動かしたい
受験・試合・旅行などの大切な時に生理が来るとつらいですね。ぜひご相談ください。
お子様への負担を軽減するために、低用量の薬を使用します(自費診療)。